少年サッカーは「子供が主役です」

・「シュート!」「パス!」「ドリブルしろ~」など指示を出し。

・シュートを外すと「あ~」と大きなため息。

・相手チームのミスに大歓声。子どもに罵声。
・「今のはファールだろ!オフサイドだろ!」と審判を非難。
・負けると子供以上に落ち込み「なんで勝てないの~」と子供に文句。

・コーチの戦術に文句。
・負けると○○君がよくなかった。なんで試合に出すんだろう~?と感じてしまう。

 

こんなことしていませんか?

 

自分の子供の試合ほど興奮するものはありません。

もしも自分の子供がシュートを決めてくれたら、その日の気分は格別です。

ですが、少年サッカーにはルールがあります。


ノルウェー協会が作成した「少年サッカーにおける7つの心得」・「親のための10の心得」を紹介します。

 

少年サッカーにおける7つの心得

 ① 子供のサッカーは「遊び」であり、それは「楽しく」なくてはなりません。

 ② 子供のサッカーで最も大切な事は、友達と一緒にプレーする事です。

 ③ すべての子供に同じ時間プレーさせてあげて下さい!

 ④ 子供達に「勝ち」と「負け」の両方を学ばせて下さい!

 ⑤ 対外試合よりも、クラブでの練習を!

 ⑥ 子供のサッカーにはバラエティに富んだ活動が大切!

 ⑦ 子供にとっての「楽しいサッカー」を一緒に作りあげていきましょう!

 

親のための10の心得

 ① 試合や練習を見に行ってあげましょう。子供はそれを望んでいます

 ② 試合ではすべての子供を応援してあげましょう。自分の子供だけではいけません

 ③ 調子の良いときだけではなく、調子の悪いときも勇気つけてあげましょう。 批判してはいけません。

 ④ チームリーダーを尊重してあげましょう。彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう。

 ⑤ レフリーはインストラクターとみなしましょう。レフリーの判定を批判してはいけません。

 ⑥ 子供が参加することを刺激し、勇気づけてあげましょう。プレッシャーにならないように。

 ⑦ 試合がエキサイティングだったか、楽しかったか、聞いてあげましょう。結果だけ聞くことのないように…。

 ⑧ サッカーにふさわしい、節度ある用具を準備してあげてください。大げさになってはいけません。

 ⑨ クラブの仕事を尊重してください。積極的に親のミーティングを持ち、どのような態度で臨むかを

   話し合ましょう。

 ⑩忘れないでください。サッカーをするのは、あなたの子供です。あなたではありません。

 

親が一生懸命であればあるほど「子供」ではなく「親」が主役になってしまいます。しかし今プレーしている

のはあなたの子供です。忘れないで下さい。一生懸命頑張っている主役はあなたではなく、あなたの

子供だということを。

友達がいて、仲間がいて、支えてくれる親がいて、指導してくれるコーチがいて、それらを提供してサポートしてくれる 団があって初めてチームとなるのです。戦ってくれる相手チームと審判がいて、それらをすべて準備してくれる団体があって、初めて試合ができるんです。サッカーはチーム競技であり、あなたとあなたの子だけではサッカーはできません。

子供たちがサッカーを楽しむために親にできること、チームにできることを考えながら行動しましょう!

 

子供たちの一番身近で強力なサポーターとして、応援する上での参考にして頂きたいと思います。

 

試合中、どうしてもチカラがはいってきたら、大声でこう言ってあげてください。

 

「ガンバレーーーっ!」

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興味があるコーチ、保護者の皆さん、ぜひ読んでみて下さい!!